MinecraftやTerrariaで回路いじってた方にとっては、理解しやすい分野だと思いますが、初めて触れる方にとっては、少し手を出しづらいのではないかな?という気がします。そんな方にも自動化するための論理回路って意外と簡単だよ!ってのを伝えられたらと思います。
まず基本中の基本ですが、
自動化ワイヤー(ブリッジ)は信号を伝えるためのケーブルです。
信号には発信側と受信側があり、発信側がONのときグリーン信号・OFFのときレッド信号が発信され、それに伴う挙動を受信側はします。
例えば一番わかり易い、『シグナルスイッチ』と『扉』で見てみましょう。
『シグナルスイッチ』は発信側、『扉』は受信側です。
自動化レイヤーで見るとわかるのですが、形が違うのがそうです。
ONのときは扉が開放状態、OFFのときは扉が施錠状態になっています。
自動化レイヤーで見てみると自動化ワイヤーがグリーン、レッドになってますね。
>各種論理ゲート・回路の説明<
【NOTゲート】
信号が逆になります。
その言葉の通りで、ONから出たグリーン信号は、NOTゲートを挟んだ先からレッド信号に変わってますね。OFFのときも同じで、レッド信号がグリーン信号に変わって扉に繋がっているため、開放状態になってます。
【ANDゲート】
2つの入力信号のうち、両方がON(グリーン信号)のときのみグリーン信号を発信します。それ以外はレッド信号を発信します。
【ORゲート】
2つの発信側のうち、両方または一方がグリーン発信しているとき、グリーン信号を受信します。両方がレッド信号のときのみレッド信号を発信します。
【XORゲート】
2つ発信側の一方がON(グリーン)のときのみグリーン信号を発信します。
その逆、両方がONまたはOFFのときはレッド信号を発信します。
2つの一方がONのときのみグリーン信号を伝えます。
その逆、両方がONまたはOFFのときはレッド信号を発信します。
【メモリスイッチ】
メモリスイッチだけは特殊で、信号を記憶する回路です。
まずは
①S・RどちらもがOFFのとき、出力先にはレッド信号を出します。
②その状態からSがONになると、グリーン信号を出力します。
③SをOFFにすると、出力先にはグリーン信号を出したままです。
④これを解除するためには、RをONにするとレッド信号が出されます。
⑤RがONのときはSをONにしてもレッド信号のままです。
続いて
②のとき
③SがONのとき、RがONになると、出力先にはレッド信号が出されます。
④その状態からRがOFFになると、出力先にはグリーン信号が出されます。
いかがでしたか?全てのパターンを並べてみると案外簡単だったのではないでしょうか。まぁメモリスイッチに関しては少し頭の中がごちゃごちゃするので、以下のことを覚えておくと良いでしょう。
①RがOFFのとき、SがONになると、グリーン信号を出す。
②グリーン信号を出しているとき、RがONになるまでグリーン信号を出す。
③RがONのとき、SがONでもOFFでもレッド信号を出す。